読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人2-1広島
会場:
マツダスタジアム
観客数:
32,286人
勝利投手:
竹丸和幸(巨人)
敗戦投手:
床田寛樹(広島)
セーブ:
マルティネス(巨人)
本塁打:
中村奨成(2号・1回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 2-1 広島
試合時間2時間53分
観客数32,286人
勝ち投手竹丸和幸(巨人)
負け投手床田寛樹(広島)
セーブマルティネス(巨人)
シリーズ対戦成績巨人 15勝7敗

スコアボード

123456789101112
000020000---251
100000000---161

先発投手

  • 巨人:竹丸和幸
  • 広島:床田寛樹

バッテリー

  • 巨人:竹丸和幸、堀田賢慎、中川皓太、田中瑛斗、森田駿哉、マルティネス - 大城卓三
  • 広島:床田寛樹、ターノック、鈴木健矢 - 持丸泰輝、清水叶人

スターティングラインアップ

打順広島(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1中村奨成1松本剛
2菊池涼介2吉川尚輝
3末包昇大3泉口友汰
4坂倉将吾4ダルベック
5佐々木泰5大城卓三
6ファビアン6坂本勇人
7持丸泰輝7平山功太
8勝田成8佐々木俊輔
9床田寛樹9竹丸和幸

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 松本剛 - 二飛
  • 2 吉川尚輝 - 一ゴロ
  • 3 泉口友汰 - 左越え二塁打
  • 4 ダルベック - 投手内野安打
  • 5 大城卓三 - 左飛

1回裏 広島

  • 1 中村奨成 - 左越えソロ本塁打
  • 2 菊池涼介 - 左飛
  • 3 末包昇大 - 二飛
  • 4 坂倉将吾 - 見三振

2回表 巨人

  • 6 坂本勇人 - 四球
  • 7 平山功太 - 遊併打
  • 8 佐々木俊輔 - 中飛

2回裏 広島

  • 5 佐々木泰 - 空三振
  • 6 ファビアン - 捕邪飛
  • 7 持丸泰輝 - 一ゴロ

3回表 巨人

  • 9 竹丸和幸 - 二ゴロ
  • 1 松本剛 - 中飛
  • 2 吉川尚輝 - 中安
  • 3 泉口友汰 - 右飛

3回裏 広島

  • 8 勝田成 - 左安
  • 9 床田寛樹 - 捕犠打
  • 1 中村奨成 - 四球
  • 2 菊池涼介 - 遊ゴロ
  • 3 末包昇大 - 四球
  • 4 坂倉将吾 - 遊飛

4回表 巨人

  • 4 ダルベック - 遊ゴロ
  • 5 大城卓三 - 遊ゴロ
  • 6 坂本勇人 - 右飛

4回裏 広島

  • 5 佐々木泰 - 三ゴロ、坂本勇人の失策で出塁
  • 6 ファビアン - 右安
  • 7 持丸泰輝 - 空三振
  • 8 勝田成 - 空三振
  • 9 床田寛樹 - 三ゴロ

5回表 巨人

  • 7 平山功太 - 四球
  • 8 佐々木俊輔 - 遊撃内野安打
  • 9 竹丸和幸 - 投犠打
  • 1 松本剛 - 三ゴロ、持丸泰輝の失策で2者生還
  • 2 吉川尚輝 - 右飛
  • 一走松本剛 - 牽制死

5回裏 広島

  • 1 中村奨成 - 左飛
  • 2 菊池涼介 - 空三振
  • 3 末包昇大 - 空三振

6回表 巨人

  • 3 泉口友汰 - 一ゴロ
  • 4 ダルベック - 遊ゴロ
  • 5 大城卓三 - 空三振

6回裏 広島

  • 4 坂倉将吾 - 一塁内野安打
  • 5 佐々木泰 - 空三振
  • 6 ファビアン - 空三振
  • 【投手交代】竹丸和幸 → 堀田賢慎
  • 7 【代打】持丸泰輝 → モンテロ - 四球
  • 【代走】モンテロ → 清水叶人
  • 【投手交代】堀田賢慎 → 中川皓太
  • 8 勝田成 - 遊撃内野安打
  • 9 【代打】床田寛樹 → 秋山翔吾 - 空三振

7回表 巨人

  • 【投手交代】床田寛樹 → ターノック
  • 【守備変更】清水叶人(捕)
  • 6 坂本勇人 - 空三振
  • 7 平山功太 - 遊ゴロ
  • 8 佐々木俊輔 - 二ゴロ

7回裏 広島

  • 【投手交代】中川皓太 → 田中瑛斗
  • 【守備変更】坂本勇人 → 門脇誠(三)
  • 1 中村奨成 - 三塁内野安打
  • 2 菊池涼介 - 投ゴロ
  • 3 末包昇大 - 遊併打

8回表 巨人

  • 9 門脇誠 - 二ゴロ
  • 1 松本剛 - 一邪飛
  • 2 吉川尚輝 - 空三振

8回裏 広島

  • 【投手交代】田中瑛斗 → 森田駿哉
  • 4 坂倉将吾 - 投ゴロ
  • 5 佐々木泰 - 投ゴロ
  • 6 ファビアン - 空三振

9回表 巨人

  • 【投手交代】ターノック → 鈴木健矢
  • 3 泉口友汰 - 投ゴロ
  • 4 ダルベック - 右安
  • 【代走】ダルベック → 鈴木大和
  • 5 大城卓三 - 二併打

9回裏 広島

  • 【投手交代】森田駿哉 → マルティネス
  • 【守備変更】増田陸(一)
  • 7 清水叶人 - 空三振
  • 8 【代打】勝田成 → 野間峻祥 - 投ゴロ
  • 9 【代打】鈴木健矢 → 佐藤啓介 - 投ゴロ

本塁打

  • 巨人:なし
  • 広島:中村奨成(2号・1回・ソロ)

戦評

巨人は初回、先発の竹丸和幸(巨人)が中村奨成(広島東洋カープ)に初球先頭打者本塁打を浴びて先制を許したが、その後は粘り強く広島打線を封じた。 打線は5回、平山功太(巨人)の四球、佐々木俊輔(巨人)の内野安打、竹丸和幸(巨人)の犠打で一死二、三塁とし、松本剛(巨人)の三ゴロを持丸泰輝(広島東洋カープ)が捕球できない間に2者が生還して逆転した。 竹丸和幸(巨人)は6回二死から左足のアクシデントで降板したものの、堀田賢慎(巨人)、中川皓太(巨人)、田中瑛斗(巨人)、森田駿哉(巨人)、マルティネス(巨人)とつなぎ、1点のリードを最後まで守り切った。 打線は5安打2得点、得点も相手の失策によるものだけと課題を残したが、2-1で接戦を制した。マツダスタジアムでの4連戦は1勝1敗、今季の対広島成績を15勝7敗とした。

感想

まずは勝った。もう今日は、それを一番に喜んでおこうと思う。竹丸和幸(巨人)は初回、先頭の中村奨成(広島東洋カープ)に初球を運ばれたが、あれは高めに浮いたストレートを一発で仕留められた、ある意味では事故のような一球だった。問題はそこからで、嫌な入り方をしながら崩れず、しっかり立て直したのだから本当に偉い。走者を背負う場面もありながら追加点を許さず、6回二死まで1失点。左足を気にして途中降板となったのは心配だし、本人も最後まで投げたかっただろうが、それでも11勝目がついたことは素直にうれしい。ルーキーがシーズン終盤のこの大事な時期に、またひとつ大きな仕事をしてくれた。一方で、打線については喜んでばかりもいられない。5安打で2得点、その2点すら適時打ではなく相手の捕球失策によるもの。とにかく打席が淡泊で、「ここから点を取るぞ」という気配がなかなか見えてこない。ここ数試合ずっと感じていることだが、相手投手に対してどう攻略するのか、チームとしてどんな狙いを持っているのかが画面越しにも伝わってこないのはかなり気になる。そして守備では坂本勇人(巨人)。4回の悪送球はもちろん、内野安打となった打球でも泉口友汰(巨人)に任せたように見えた場面があり、以前ならもっと積極的に自分で処理していたのではないか、と引っかかった。うまく捕球しても送球が雑になる場面もあり、名手だけに余計に中途半端さが目につく。6回には竹丸和幸(巨人)の緊急降板を受けた堀田賢慎(巨人)が登板したが、そこでいきなり四球というのはさすがにいただけない。準備時間が十分でなかった事情はあるにせよ、この時期、この点差で、ストライクを取ることに苦しんで走者を増やしてしまっては苦しい。防御率の数字だけでは消えない不安定さが、こういう場面で顔を出してしまう。その火消しをしてくれた中川皓太(巨人)には、本当に「ありがとうございます」である。決して制球が完璧だったわけではなく、見ているこちらは最後まで怖かったが、二死満塁で秋山翔吾(広島東洋カープ)を空振り三振。あそこで同点、逆転を許していたら試合そのものがひっくり返っていただろう。最後はリリーフ陣が1点を守り抜き、マルティネス(巨人)が締めて勝利。内容を考えれば、とても「よし、これで大丈夫だ」と胸を張れる試合ではない。むしろシーズン最終盤に来て、この得点力のなさと攻撃の淡泊さはかなり怖い。それでも、苦しい試合を落とさず勝ったという事実は大きい。勝てて良かった。本当に今日は、まずそれに尽きる。