読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-3 広島 |
| 試合時間 | 2時間57分 |
| 観客数 | 20,438人 |
| 勝ち投手 | 森翔平(広島) |
| 負け投手 | 井上温大(巨人) |
| セーブ | 森浦大輔(広島) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 15勝9敗 |
先発投手
- 巨人:井上温大
- 広島:赤木晴哉
バッテリー
- 巨人:井上温大、森田駿哉 - 大城卓三
- 広島:赤木晴哉、森翔平、遠藤淳志、ターノック、大瀬良大地、森浦大輔 - 石原貴規
スターティングラインアップ
| 打順 | 広島(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中村奨成 | 中 | 1 | 松本剛 | 左 |
| 2 | 菊池涼介 | 二 | 2 | 泉口友汰 | 遊 |
| 3 | 末包昇大 | 右 | 3 | ダルベック | 一 |
| 4 | 坂倉将吾 | 一 | 4 | 大城卓三 | 捕 |
| 5 | 佐々木泰 | 三 | 5 | 佐々木俊輔 | 中 |
| 6 | 佐藤啓介 | 左 | 6 | 笹原操希 | 右 |
| 7 | 勝田成 | 遊 | 7 | 吉川尚輝 | 二 |
| 8 | 石原貴規 | 捕 | 8 | 門脇誠 | 三 |
| 9 | 赤木晴哉 | 投 | 9 | 井上温大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 松本剛 - 右飛
- 2 泉口友汰 - 遊撃内野安打
- 3 ダルベック - 空三振
- 4 大城卓三 - 右飛
1回裏 広島
- 1 中村奨成 - 振り逃げ(暴投)
- 2 菊池涼介 - 右飛
- 中村奨成 - 一塁牽制死
- 3 末包昇大 - 空三振
2回表 巨人
- 5 佐々木俊輔 - 投ゴロ
- 6 笹原操希 - 四球
- 7 吉川尚輝 - 右安
- 8 門脇誠 - 遊ゴロ、勝田成の失策で出塁
- 9 井上温大 - 空三振
- 1 松本剛 - 遊ゴロ
2回裏 広島
- 4 坂倉将吾 - 中安
- 5 佐々木泰 - 三飛
- 6 佐藤啓介 - 投ゴロ
- 7 勝田成 - 右前適時打、二塁走者坂倉将吾が生還
- 8 石原貴規 - 空三振
3回表 巨人
- 2 泉口友汰 - 二ゴロ
- 3 ダルベック - 中飛
- 4 大城卓三 - 左越え二塁打
- 5 佐々木俊輔 - 二飛
3回裏 広島
- 9 【代打】赤木晴哉 → 野間峻祥 - 見三振
- 1 中村奨成 - 右安
- 2 菊池涼介 - 二飛
- 3 末包昇大 - 遊ゴロ
4回表 巨人
- 【投手交代】赤木晴哉 → 森翔平
- 6 笹原操希 - 見三振
- 7 吉川尚輝 - 投ゴロ
- 8 門脇誠 - 中安
- 9 井上温大 - 一ゴロ
4回裏 広島
- 4 坂倉将吾 - 中越え二塁打
- 5 佐々木泰 - 空三振
- 6 佐藤啓介 - 遊ゴロ
- 7 勝田成 - 遊撃内野安打、泉口友汰の悪送球の間に二塁走者坂倉将吾が生還、打者走者走塁死
5回表 巨人
- 1 松本剛 - 三ゴロ
- 2 泉口友汰 - 四球
- 3 ダルベック - 左安
- 4 大城卓三 - 左前適時打、二塁走者泉口友汰が生還
- 5 佐々木俊輔 - 捕邪飛
- 6 笹原操希 - 空三振
5回裏 広島
- 8 石原貴規 - 遊ゴロ
- 9 【代打】森翔平 → モンテロ - 空三振
- 1 中村奨成 - 左飛
6回表 巨人
- 【投手交代】森翔平 → 遠藤淳志
- 7 吉川尚輝 - 左飛
- 8 門脇誠 - 二ゴロ
- 9 井上温大 - 見三振
6回裏 広島
- 2 菊池涼介 - 空三振
- 3 末包昇大 - 空三振
- 4 坂倉将吾 - 遊ゴロ
7回表 巨人
- 【投手交代】遠藤淳志 → ターノック
- 1 松本剛 - 遊ゴロ
- 2 泉口友汰 - 遊ゴロ
- 3 ダルベック - 空三振
7回裏 広島
- 5 佐々木泰 - 空三振
- 6 佐藤啓介 - 遊ゴロ
- 7 勝田成 - 中安
- 8 石原貴規 - 遊ゴロ
8回表 巨人
- 【投手交代】ターノック → 大瀬良大地
- 4 大城卓三 - 遊飛
- 5 佐々木俊輔 - 二飛
- 6 【代打】笹原操希 → 丸佳浩 - 見三振
8回裏 広島
- 【守備変更】松本剛(左 → 中)
- 【守備変更】佐々木俊輔(中 → 右)
- 【守備変更】丸佳浩(左)
- 【守備変更】丸佳浩 → 皆川岳飛(左)
- 9 【代打】大瀬良大地 → ファビアン - 振り逃げ(捕逸)
- 【代走】ファビアン → 辰見鴻之介
- 1 中村奨成 - 遊直
- 2 菊池涼介 - 投犠打
- 3 末包昇大 - 左安、二塁走者辰見鴻之介が三塁へ進塁
- 【投手交代】井上温大 → 森田駿哉
- 4 坂倉将吾 - 右前適時打、三塁走者辰見鴻之介が生還
- 5 佐々木泰 - 三ゴロ
9回表 巨人
- 【投手交代】大瀬良大地 → 森浦大輔
- 【守備変更】佐藤啓介 → 大盛穂(中)
- 【守備変更】中村奨成(中 → 左)
- 7 吉川尚輝 - 中安
- 8 【代打】門脇誠 → 石塚裕惺 - 暴投で一塁走者吉川尚輝が二塁へ進塁後、空三振
- 9 【代打】森田駿哉 → 坂本勇人 - 中安
- 【代走】坂本勇人 → 平山功太
- 平山功太 - 二盗
- 1 松本剛 - 空三振
- 2 泉口友汰 - 二塁適時内野安打、三塁走者吉川尚輝が生還
- 3 ダルベック - 二ゴロ
9回裏 広島
- 試合終了(攻撃なし)
本塁打
- 巨人:なし
- 広島:なし
戦評
巨人は2回、四球と勝田成(広島東洋カープ)の失策などで一死満塁の好機を作ったが、井上温大(巨人)、松本剛(巨人)が倒れて無得点。その裏、勝田成(広島東洋カープ)の適時打で坂倉将吾(広島東洋カープ)が生還し、先制を許した。 4回には泉口友汰(巨人)の悪送球が絡み、二塁走者の坂倉将吾(広島東洋カープ)の生還を許して2点目を失った。5回は大城卓三(巨人)の適時打で泉口友汰(巨人)を返し、1点差に迫った。 先発の井上温大(巨人)は7回2/3を投げ、7安打10奪三振、3失点(自責1)と粘ったものの、8回にファビアン(広島東洋カープ)の振り逃げ(捕逸)を起点に二死一、三塁のピンチを背負って降板。後を受けた森田駿哉(巨人)が坂倉将吾(広島東洋カープ)に適時打を浴び、代走の辰見鴻之介(広島東洋カープ)を返された。 9回は吉川尚輝(巨人)の安打と暴投、坂本勇人(巨人)の安打、代走・平山功太(巨人)の盗塁で二死二、三塁とし、泉口友汰(巨人)の適時内野安打で1点差まで追い上げたが、最後はダルベック(巨人)が二ゴロに倒れて試合終了。この広島4連戦は巨人の1勝3敗、今季の対広島戦は15勝9敗となった。
感想
井上温大(巨人)にこの敗戦を背負わせるのは、さすがに気の毒だろう。7回2/3を投げて10奪三振、3失点。数字だけ見れば3点を取られたことになるが、4回の失点は泉口友汰(巨人)の悪送球が絡んだものだし、8回も振り逃げから走者を出し、二死一、三塁まで粘ったところで森田駿哉(巨人)に交代、その森田駿哉(巨人)が坂倉将吾(広島東洋カープ)に適時打を許して走者を返した。井上温大(巨人)自身の調子も、見ていて「絶好調だ」と感じるような内容ではなかった。それでも四球を一つも出さず、苦しいなりに試合を壊さず、八回途中まで投げたのである。これ以上、先発投手にいったい何を求めるのか。問題はどう考えても打線だ。もう完全に死んでいると言っていい。9安打していると言われても、そんな数字に何の意味があるのかと思ってしまうほど得点の気配が薄い。2回には一死満塁まで作りながら無得点。5回に大城卓三(巨人)がようやく適時打を放ち、9回にも泉口友汰(巨人)が執念の適時内野安打を記録したが、結局は2得点止まりだった。特に腹立たしいのは三振するときの姿勢だ。もちろんプロの投手を相手にすれば三振すること自体は仕方がない。しかし、何とか食らいつく、何とかバットに当てる、何とか走者を返す、そういう必死さがこちらまで伝わってこない打席があまりにも多い。追い込まれてからあっさり空振りし、淡々とベンチへ戻っていく。その繰り返しを見せられて、「勝とうとしている」と感じろという方が難しい。優勝を追いかけるなら、この広島4連戦は4連勝するくらいの覚悟が必要だったはずだ。それが蓋を開けてみれば1勝3敗。この4試合でわずか6得点である。タイムリーはいったい何本あったのか、と数えることすら虚しくなる。投手が必死に踏ん張っても、守備で余計な失点を生み、打線は決定打を欠く。この時期にこんな野球を見せられては、怒りを通り越して「もう来シーズンを見るしかないのか」と思いたくもなる。残り試合が少ないからこそ、せめて最後まで勝利への執念だけはグラウンドで見せてほしい。