読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 1-4 DeNA |
| 試合時間 | 2時間58分 |
| 観客数 | 42,248人 |
| 勝ち投手 | 石田裕太郎(DeNA) |
| 負け投手 | 竹丸和幸(巨人) |
| セーブ | レイノルズ(DeNA) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 0勝2敗 |
先発投手
- 巨人:竹丸和幸
- DeNA:石田裕太郎
バッテリー
- 巨人:竹丸和幸、代木大和、中川皓太、田中瑛斗、森田駿哉、マルティネス - 大城卓三
- DeNA:石田裕太郎、岩田将貴、伊勢大夢、浜地真澄、レイノルズ - 戸柱恭孝
スターティングラインアップ
| 打順 | DeNA(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 度会隆輝 | 左 | 1 | 吉川尚輝 | 二 |
| 2 | 牧秀悟 | 二 | 2 | 松本剛 | 中 |
| 3 | 筒香嘉智 | 三 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | エンカーナシオン | 右 | 4 | 大城卓三 | 捕 |
| 5 | 佐野恵太 | 一 | 5 | 丸佳浩 | 左 |
| 6 | 蝦名達夫 | 中 | 6 | ダルベック | 一 |
| 7 | 成瀬脩人 | 遊 | 7 | 中山礼都 | 右 |
| 8 | 戸柱恭孝 | 捕 | 8 | リチャード | 三 |
| 9 | 石田裕太郎 | 投 | 9 | 竹丸和幸 | 投 |
試合経過詳細
1回表 DeNA
- 1 度会隆輝 - 右中間ソロ本塁打
- 2 牧秀悟 - 左中間二塁打
- 3 筒香嘉智 - 空三振
- 4 エンカーナシオン - 空三振
- 5 佐野恵太 - 右前適時打
- 6 蝦名達夫 - 二飛
1回裏 巨人
- 1 吉川尚輝 - 右翼二塁打
- 2 松本剛 - 三ゴロ
- 3 泉口友汰 - 左安
- 4 大城卓三 - 3-6-1併殺
2回表 DeNA
- 7 成瀬脩人 - 三ゴロ
- 8 戸柱恭孝 - 中飛
- 9 石田裕太郎 - 空三振
2回裏 巨人
- 5 丸佳浩 - 右安
- 6 ダルベック - 空三振
- 7 中山礼都 - 二ゴロ
- 8 リチャード - 故意四球
- 9 【代打】竹丸和幸 → 佐々木俊輔 - 空三振
3回表 DeNA
- 【投手交代】竹丸和幸 → 代木大和
- 1 度会隆輝 - 遊ゴロ
- 2 牧秀悟 - 遊ゴロ
- 3 筒香嘉智 - 遊飛
3回裏 巨人
- 1 吉川尚輝 - 四球
- 2 松本剛 - 一邪飛
- 3 泉口友汰 - 一ゴロ
- 4 大城卓三 - 左飛
4回表 DeNA
- 4 エンカーナシオン - 左飛
- 5 佐野恵太 - 二塁内野安打
- 6 蝦名達夫 - 遊ゴロ併殺打
4回裏 巨人
- 5 丸佳浩 - 中飛
- 6 ダルベック - 左越えソロ本塁打
- 7 中山礼都 - 二ゴロ
- 8 リチャード - 中飛
5回表 DeNA
- 7 成瀬脩人 - 遊ゴロ
- 8 戸柱恭孝 - 三ゴロ
- 9 石田裕太郎 - 三ゴロ
5回裏 巨人
- 9 【代打】代木大和 → 石塚裕惺 - 一ゴロ
- 1 吉川尚輝 - 左安
- 2 松本剛 - 打席中、一走吉川尚輝が二塁盗塁失敗
- 2 松本剛 - 二ゴロ
6回表 DeNA
- 【投手交代】代木大和 → 中川皓太
- 1 度会隆輝 - 中安
- 2 牧秀悟 - 見三振(一走度会隆輝が二盗成功)
- 3 筒香嘉智 - 死球
- 4 エンカーナシオン - 6-4-3併殺
6回裏 巨人
- 【投手交代】石田裕太郎 → 岩田将貴
- 3 泉口友汰 - 二ゴロ
- 4 大城卓三 - 空三振
- 5 丸佳浩 - 一邪飛
7回表 DeNA
- 【投手交代】中川皓太 → 田中瑛斗
- 5 佐野恵太 - 左翼二塁打
- 6 蝦名達夫 - 一犠打
- 7 成瀬脩人 - 空三振
- 【投手交代】田中瑛斗 → 森田駿哉
- 【守備変更】中山礼都(右 → 左)
- 【守備変更】平山功太(右)
- 8 戸柱恭孝 - 左前適時打
- 9 【代打】岩田将貴 → 勝又温史 - 左飛
7回裏 巨人
- 【投手交代】岩田将貴 → 伊勢大夢
- 6 ダルベック - 四球
- 7 中山礼都 - 遊飛
- 8 リチャード - 一ゴロ
- 9 平山功太 - 空三振
8回表 DeNA
- 1 度会隆輝 - 一ゴロ
- 2 牧秀悟 - 左越えソロ本塁打
- 3 筒香嘉智 - 右飛
- 4 エンカーナシオン - 三ゴロ
8回裏 巨人
- 【投手交代】伊勢大夢 → 浜地真澄
- 【守備変更】蝦名達夫(中 → 右)
- 【守備変更】神里和毅(中)
- 【守備変更】柴田竜拓(三)
- 1 吉川尚輝 - 遊ゴロ
- 2 松本剛 - 二飛
- 3 泉口友汰 - 四球
- 4 大城卓三 - 四球
- 5 【代打】森田駿哉 → 坂本勇人 - 左飛
9回表 DeNA
- 【投手交代】森田駿哉 → マルティネス
- 5 佐野恵太 - 右安
- 6 蝦名達夫 - 6-4-3併殺
- 7 成瀬脩人 - 空三振
9回裏 巨人
- 【投手交代】浜地真澄 → レイノルズ
- 6 ダルベック - 空三振
- 7 中山礼都 - 空三振
- 8 リチャード - 空三振
本塁打
- DeNA:度会隆輝(2号・1回・ソロ)、牧秀悟(2号・8回・ソロ)
- 巨人:ダルベック(1号・4回・ソロ)
戦評
巨人は初回、先発の竹丸和幸(巨人)が度会隆輝(DeNA)の先頭打者本塁打と佐野恵太(DeNA)の適時打で2点を失い、追う展開となった。 打線は4回にダルベック(巨人)のソロで1点差に迫ったが、初回の一死一、三塁を併殺で逸するなど、好機であと一本が出ずDeNA投手陣を攻略できなかった。 7回には戸柱恭孝(DeNA)の適時打、8回には牧秀悟(DeNA)のソロで突き放され、最終回はレイノルズ(DeNA)の前に三者連続三振。1-4で敗れた。 CSファーストステージは巨人の0勝2敗となり、ファイナルステージ進出を逃して2026年シーズンを終えた。
感想
シーズン終了。最後の最後まで、何とも腹立たしく、そして虚しい終わり方だった。まず、負ければ終わりという一戦の先発をルーキーの竹丸和幸(巨人)に託したこと自体、どうだったのかという思いが残る。もちろん、今日の竹丸和幸(巨人)が良くなかったのは間違いない。先頭の度会隆輝(DeNA)にいきなり一発を浴び、牧秀悟(DeNA)には二塁打、さらに佐野恵太(DeNA)にも適時打。緊張もあったのだろうし、本来の投球にはほど遠かった。ただ、このシーズンをここまで戦ってきたチームの命運を、最後になってルーキーの肩に乗せなければならない時点で、チームとしてどうだったのかとは思う。結局、2回で代打を送って総力戦に切り替えたが、その総力戦で何とかしてやるのが野手陣の仕事だろう。その打線が、最後の最後まで本当にひどかった。大城卓三(巨人)を4番に据えた意図も、私には最後までよく分からなかった。初回には一死一、三塁という絶好の反撃機で併殺。あそこで1点でも返していれば、試合の空気はまるで違ったはずだ。ダルベック(巨人)のソロ本塁打は確かに見事だったが、結局は走者のいない場面での一発一本。それ以外では得点できず、肝心なところでは誰も打てない。シーズン終盤から散々見せられてきた「チャンスになると打てない打線」を、よりによってシーズン最後の試合でもそのまま見せられた。そして継投にも疑問が残る。対DeNAでの相性を考えれば田中瑛斗(巨人)をあの場面で選択したことには首をかしげるし、二死三塁から森田駿哉(巨人)へ託して戸柱恭孝(DeNA)に適時打を許し、さらに8回も続投させて牧秀悟(DeNA)に一発を浴びた。結果論だけで「打たれたから駄目」と言いたいわけではない。短期決戦だからこそ、年間の数字、対戦相性、その日の状態を冷静に見極め、一つ一つ勝つ確率の高い選択を積み重ねるべきではないのか。それが最後まで見えてこなかったことに腹が立つ。調子が悪くても使い続け、データよりもこれまでの序列や期待を優先しているように見える采配。その積み重ねが、シーズン終盤からCSまで続いた勝負弱さにつながったのではないか。10月に入ってから結局一度も勝てないまま、CSも本拠地で2連敗。負け方にも「次こそは」と思わせるものがなく、勝てるビジョンがまったく見えなかった。選手たちから必死さが伝わらない試合を何度も見せられ、「本当に勝つ気があるのか」と感じてしまったのも事実だ。長いシーズン、毎日のように一喜一憂しながら応援してきたからこそ、この終わり方はあまりにも寂しく、そして腹立たしい。1年間を丸ごと無駄にしたような虚しさだけが残る、最悪のシーズン終了だった。